JAグループ三重 JA GROUP MIE

自己改革

自己改革 SELF REFORMATION

JAグループ三重は、農業・地域振興の取組みを中心に「JA自己改革」を進めています。
JA自己改革って?
 JAは「協同組合」なので、組合員=出資者=経営者=利用者 というのが基本です。
 組合員が利用するJAの事業などを、組合員のニーズにマッチするよう見直しを図るのが、JA自己改革です。
利用者 = 出資者 = 運営者
なぜそんなことをするの?
 JAの基礎である「農業協同組合法」が成立して70年以上経ち、当時の農家組合員とともに作った事業は、超高齢社会の到来、組合員の世代交代等を迎え、今の組合員のニーズに合わない部分が出てきています。
 そこで、求められる事業の形に随時、見直しを進めています。
どうやって?
 JAの組織の基盤は、組合員です。
 JAの運営を行う役職員は、訪問活動、アンケート、座談会(地区別説明会)など、組合員と「対話」する機会を増やし、ニーズをしっかり把握することで、迅速に事業などを見直しています。
これまでの改革の成果 その(1)
 令和6年度時点の三重県下JAの自己改革の取組内容をムービーでまとめましたので、ご覧ください。
これまでの改革の成果 その(2)
 JA三重中央会は、更なるJA自己改革の実践として農業と地域の将来を見据え・農業振興や地域振興を目的に、平成28年度からJA共済連三重の支援のもと「JA農業・地域振興事業」を実施しております。
 この事業を活用した、令和6年度におけるJAの取組みを紹介します。

JAみえきた

 JAみえきた管内の市役所や町役場に簡易トイレを寄贈することで、防災意識の向上や災害時の備えとして活用してもらい、地域全体の安心・安全の確保と地域社会への貢献につなげました。

JA鈴鹿

 需要に応じた農産物の生産振興を図るため、新たに55基の出荷用鉄コンテナを導入しました。その結果、加工用ハクサイの生産を拡大することができました。

JA津安芸

 JAまつりでスタンプラリーを実施し、押印場所でJA津安芸管内の農産物(米、ネギ、梅)の紹介を行いました。その結果、地産地消への理解醸成と地元農産物の消費拡大を図ることができました。

JAみえなか

 JAみえなか管内のJAファーマーズマーケットに野菜摂取量測定器を2か月間設置し、地域の利用者に野菜摂取レベルを測定してもらうことで、健康意識の向上につなげました。

JA多気郡

 JAが管理する畑において、地域住民を対象としたイモ掘り体験フェスを開催しました。また、消防署の協力のもと、火災体験や生活指導員による防災食の試食なども実施し、農業や防災への理解醸成につなげました。

JA伊勢

 柑橘生産者の所得向上を目的に、新たな輸出国や商社等の販路拡大を進めた結果、輸出量が増加しました。また、輸出先での消費拡大を図るため、試食や宣伝活動を実施し、日本産みかんの高い品質をPRしました。

JAいがふるさと

 超短期雇用マッチングアプリ「デイワーク」を活用し、担い手や集落営農組織等への農業労働力支援を実施し、令和6 年度は149人が応募を行い、118人がマッチングしました。