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度会小・県立南伊勢高、茶摘みで交流10年【JA伊勢】 2014.05.12
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度会町立度会小学校と県立南伊勢高等学校は、同町の中村英子さんが管理する茶園7アールで茶摘みを体験した。小学3年生57人、高校1年生82人が参加。度会町茶業組合と同町産業振興課が協力して、一番茶「やぶきた」を収穫した。
 小学生の一人は「新茶の葉は柔らかくて、摘み取るとお茶の良い香りがして楽しかった。高校生のお兄さんやお姉さんたちも優しく話しかけてくれた」と話した。
 今回摘み取った茶葉は、中村さんの茶工場で製茶され、それぞれの学校に贈られる。

度会町は全国でも有数の茶産地として有名で、優れた製茶技術が伝統的に育まれているとともに、地元を流れる清流「宮川」の川霧が茶の生長に良い。
 茶摘み体験は、度会小学校の「総合的な学習の時間」の一環で、20年以上前から毎年実施。地元の産業である茶について学び、親しみを持ってもらうのが狙いだ。
 南伊勢高校は10年前から体験に参加し、小学生らとの交流を深めている。町内にある度会校舎に加え、昨年から南伊勢町にある南勢校舎の生徒も参加している。

茶園の管理者である中村さんは「三重県は全国3位のお茶の生産地だが、お茶に触れることは少なく、急須でお茶を飲む機会が減ってきている。子どもたちには、自分の手で摘み、急須でお茶を飲むことで、地元の産業にもっと親しみを感じてほしい」と期待する。


写真=並んで茶摘みをする小学生と高校生(度会郡度会町の中村さんの茶園で)