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セミノール出荷最盛期【JA伊勢】 2013.05.09
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写真=セミノールの選果作業(JA伊勢マルゴ撰果場で)

南伊勢町にあるJA伊勢マルゴ撰果場で1日、柑橘(かんきつ)類「セミノール」の出荷が始まった。JA伊勢マルゴ柑橘部セミノールグループでは、同町内の生産者10人が約130㌃の面積で生産している。
 今年産は酸味が強いため、例年より約1週間集荷を遅らせた。出荷は15日まで続き、例年並の約20㌧が、京都、岐阜、県内市場に出荷される見込み。

セミノールは果汁が多く、甘味と酸味の絶妙なバランスが特徴。南伊勢町は昭和46年に日本で初めてセミノールの栽培を始めた地域として知られる。
他産地では完熟前に収穫して赤橙色の滑らかな果皮を保つのが一般的だが、JA伊勢マルゴ柑橘部では10月から年明けにかけて袋かけし、樹上完熟させた後、花が咲き始める4月末から5月上旬にかけて収穫する。果実が二次肥大を起こし、果皮はでこぼこし、退色して黄色くなるが、本来の濃厚な甘みを引き出すことができる。

平成22年度には「でこぼこセミノール」の愛称で、県内の個性的でビジネス価値のある農林水産資源として「三重のバイオトレジャー」に選定された。
JA伊勢の担当者は「毎年猿や鳥の獣害が多いため、獣害対策を徹底し、収量を確保していきたい」と、今後の課題を話した。