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獣害対策事例を紹介/県が初めての報告会を開催【中央会】 2012.07.20
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三重県獣害対策課は17日、津市にある三重県勤労者福祉会館で「獣害対策事例報告会」を開いた。生産者や関係団体、行政機関ら270名が参加した。県による獣害対策の報告会は初めての取り組み。

三重県の鈴木英敬知事はあいさつで「平成24年度予算の重点プログラムの一つに、獣害対策を取り上げている。今回の事例を始め、さらには参加者同士で議論いただき、県民の力を結集して取り組んでいきたい」と話し、獣害対策を強化していく姿勢を見せた。

報告会では、県や集落地区の代表、商工会など10団体が取り組みを発表。被害対策や捕獲、試験研究、獣肉等の利活用などを発表した。県の獣害対策課山川豊課長は「個人の対策では効果が見えにくい。地域・集落による取り組みが重要だ」と説明した。また、度会町商工会は「野生獣利活用の取り組み」について発表。県や大手カレーチェーンと連携し、シカ肉を使った商品開発の事例報告も行われた。

県内では、2010年度の獣害被害額は7億5千万円で、その額は年々増加している。三重県のサルによる被害は、全国2位にものぼるという。

写真=獣害対策事例報告会の様子