JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

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【2011.10.05】
青ネギ生産拡大に向けパッケージセンター完成【JA伊勢】

【伊勢】JA伊勢は伊勢市に「青ねぎパッケージセンター」を建設した。同JA青ねぎ部会の生産者が収穫した、青ネギの根の洗浄、下葉の調整、選別作業やラップ包装、箱詰めまでが行われる。1日には関係者ら約60人が参加し竣工記念式典が同センターで行われ、2日から稼働した。

同JA青ねぎ部会は、周年での栽培体系を構築し、年に約2、3回転で青ネギを作付。農家57戸と法人1社が、伊勢市東豊浜町を中心に35ヘクタールで栽培し、県内・中京市場向けの「ねぎらいねぎ」、関西市場向けの「伊勢っ娘ねぎ」など、年間を通して約550トンを出荷している。

青ネギの調整、選別、包装、箱詰め作業はこれまで部会員が個々で行ってきたが、パッケージセンターを稼働させることで生産者は青ネギの栽培に専念することができる。また、市場・スーパーなどの要望への素早い対応や品質の平準化、計画的な生産などができ、一層の産地拡大が期待される。

同JA経済部の酒徳雅明部長は「本施設の稼働で、販売量の拡大やブランド率の向上、品質の平準化等を実現し、生産者の所得向上に貢献したい。作業効率が向上することで、生産規模の拡大など産地力の向上にもつなげていく」と意気込む。

同JAの青ネギは、同JAのブランド野菜「伊勢やさい」に登録され、1970年には秋冬ネギの指定産地として国から指定されるなど、高い評価を受けている。施設の建設では、国の「食料自給率向上・産地再生緊急対策交付金」事業、伊勢市の「青ねぎ集出荷施設整備事業補助金」事業の支援を受けた。

写真=青ねぎパッケージセンターのデモ運転