JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

三重県あぐり(農業)ニュース

【2012.02.02】
TPPの影響を確認/研修会に150人【JA三重四日市】

【三重四日市】三重県とJA三重四日市、四日市市内の担い手農業者でつくる四日市市農業経営者会議はこのほど、農業経営研修会を四日市市の三重県鈴鹿山麓研究学園都市センターで開いた。担い手農業者を中心に、農業委員やJA職員ら合わせて150人が参加した。

東京大学大学院の鈴木宣弘教授がTPPの影響について講演。鈴木教授は「TPPは食料や医療をはじめ、国民生活の枠組み全体に多大な影響を生じさせる。さらには、貿易拡大の利益は重要だが、TPP参加への賛成、反対は、貿易自由化そのものへの賛成・反対とは、必ずしも同じではない」と訴えた。さらに、「TPPが時代の流れで、それしかないようなイメージ戦略に乗ってはならない。一人ひとりが、自分の地域を必ず支えていく覚悟を新たにし、あきらめずにTPP反対活動を展開していきましょう」と呼びかけた。

また、四日市鈴鹿地域農業改良普及センターの石垣弘美さんが司会を務め、参加者が地区別に分かれて、自分たちの農業経営の強みや弱みなどについて話し合い、経営戦略を考えて発表した。

研修会に参加した菰野町で米、麦、大豆の栽培をする稲葉正昭さん(68)は「息子に後継者になってもらい、家族経営を行っているが、TPPは非常に恐ろしいものであることが改めて分った」と話した。

写真=鈴木教授による講演会のようす