JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

三重県あぐり(農業)ニュース

【2012.01.06】
シリーズ5/セイロン瓜を架け橋に地域が団結【JA鈴鹿】

鈴鹿市でセイロン瓜(別名=ヘビウリ)を新野菜として全国に発信するプロジェクト「セイロン瓜プロジェクト」が始まっている。同プロジェクトは、スリランカ出身で鈴鹿国際大学のアーナンダ・クマーラ学長補佐が呼びかけ人となり、農家やJA鈴鹿、鈴鹿商工会議所、学校関係者らが参加して、昨年2月からスタートした。地域ぐるみで、セイロン瓜を鈴鹿市から日本全国へ発信しようと奮闘している。

セイロン瓜はつる性の植物で果実は直径約4センチ、長さは30~50センチの短形と1メートル20~60センチの長形がある。味は苦みがなく、食感、味ともにキュウリのような感覚で食べられる。

スリランカでは病院食としても利用されている。ヘビに似ていることから、ヘビを嫌う猿の獣害対策としても期待が寄せられている。

昨年5月には、同市内で獣害被害を受ける地域や、食農教育活動として地元の公立小学校に苗を提供した。7月頃から収穫を行い、メンバーらがサラダ、漬物、カレー、すまし汁など約20種類を調理し紹介した。

アーナンダ学長補佐は「小学生や農業者、JAの方々など幅広い人が一体となって取り組んでいる。全員で協力してセイロン瓜の良さを鈴鹿市から全国へ発信していきたい。そしてこの取り組みがスリランカとの架け橋にもなれば」と意気込む。(鈴鹿)

写真=メンバーらがセイロン瓜を使った料理を紹介