JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

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【2011.12.13】
紫山芋の栽培に挑戦/収穫を迎える【JAいがほくぶ】

【伊賀北部】伊賀市にある農業組合法人百笑楽匠(ひゃくしょうらくしょう)の松山智さんが、今年初めて紫山芋の栽培に挑戦し、現在、収穫のピークを迎えている。

紫山芋は名の通り紫色の山芋で、強い粘りが特徴だ。実が紫色をしているのは、ポリフェノールの1種アントシアニンを多く含むためで、加熱しても鮮やかな紫色を保つことができる。

松山さんは、雑誌に紫山芋が紹介されていたのを見て興味を持ち、今年から紫山芋の栽培に取り組んでいる。栽培方法にもこだわっており、農薬や化学肥料を一切使わずに育てた。

JAいがほくぶ営農指導員の鈴木聡さんは「伊賀地域では初めての試みではないか」と語る。

松山さんは「紫山芋は沖縄や九州など、暖かい栽培が盛んなため、寒さが厳しい伊賀でうまく育つか不安だったが、11月下旬から大きいものでは25センチ近いイモが収穫できるようになった」と喜ぶ。また、「手間はかかるが、伊賀でもできることが分かった。紫山芋を多くの人に知ってもらいたい」と今後の栽培についても意欲的だ。 おすすめの食べ方は、とろろにして大根おろしと出汁で合わせる食べ方。紫山芋の強い粘りが実感できるそうだ。

紫山芋は、12月下旬から地元の直売所などに期間限定で出荷する予定。
 
写真=紫山芋の収穫を喜ぶ松山さん