JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

三重県あぐり(農業)ニュース

【2011.11.07】
台風被災の農機修理を支援【全農みえ】

三重県内のJAとJA全農みえがつくる「三重県JA-MC運営協議会」(事務局=JA全農みえ農業機械課)は、2日から4日までの3日間、台風12号で被害を受けたJA三重南紀管内の組合員農家を支援するため、北勢地区3JAの農機担当者らを派遣した。

同協議会が1日に開いた、緊急農機担当課長会議では、JA、農機メーカー、同県本部関係者33人が、被災地への技術的支援について協議した。被害状況について同JAから、JA施設が相野谷地区を中心に浸水などによる甚大な被害を受けたこと、管内農家の農機の被害は小物から大型機械まで広範囲に及んでおり、農家は精神的な疲労感が募っている状態であることなどを報告した。
完全水没し、農家から修理依頼のあった主要農機(トラクター、コンバイン、田植機)は49台。同JAの農機担当4人が連日、修理対応にあたっているが、みかん等防除用の動噴や草刈機など日常的な修理に追われ、被災(水没)した主要農機にまでなかなか手がつけられない状況が続いている。

農家からは、稲刈り後の耕うんのためトラクターの早期修理の要望が強く、また、コンバインは、早期に修理をしないとさびによる劣化が進んでしまう。同協議会は、現時点で未修理の主要農機のうちトラクターとコンバイン計19台を優先して、現地への技術者派遣と農機引き上げの2つの方法で技術的支援をする。
このうちトラクター4台は、くわな、いなべ、三重四日市の3JAの農機担当者計7人が、2日から4日まで、熊野市の同県本部熊野駐在事務所に設けられた作業場で修理作業にあたった。各JAから持参した洗浄機や工具で、エンジンやミッションなどの分解、調整、清掃、オイルやエレメントの交換、足回りのベアリング交換などを行った。
あとの15台は、修理対応の効率性を考慮して、被災機の引き上げによる修理支援を行う予定。農機メーカーと同県本部が引き上げと修理完了後の配送を担当し、各JAの農機事業センターなど11施設で分担して修理する。トラクターは11月末まで、コンバインは来年2月末までの完了を目標にすすめる。

写真=被災した機械の修理に当たるJA農機担当者