JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

三重県あぐり(農業)ニュース

【2011.10.05】
生産者と実需者が一体となり麦の生産振興を【中央会】

三重県と三重県農業再生協議会は3日、津市内で三重県産麦生産振興緊急集会を開いた。生産者や実需者、三重県、JAグループ三重などの関係者ら約130人が参加し、需要に応じた麦の安定的な生産を目指すことを確認した。集会では、情勢報告や事例発表などが行われたほか、県産麦を使った商品などの試食会も開かれ互いに交流を深めた。

情勢報告では、JA三重中央会農政対策部の森田幸利部長が「三重県は麦の作付面積が全国で9位の主産県。台風などの影響で不作が続いており供給が需要に応えられていない状況にあるが、今後も生産者と実需者が一体となり、需要に応じた麦の生産に取り組むことが、水田農業経営の安定化や地域農業の活性化につながる」と強調。

事例発表では㈱前川農産の前川正次代表取締役が、経営の概要や小麦の高品質・安定生産を行うための栽培管理の方法について説明した。

また、実需者を代表して、三重県製粉工業協同組合の石居義生理事長が「消費者の好む高品質な麦を安定的に生産してもらいたい」と生産者にエールをおくった。

参加者を代表して菰野町で麦を生産している田光転作営農組合の諸岡長久組合長が、麦の品質と生産性向上に向けた大会宣言を行った。その後、参加者らは県産麦を使った商品を試食しながら、今後の麦生産をさらにより良いものにしようと意見を交換した。

写真=麦の安定的な生産を目指すことを確認した緊急集会