JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

三重県あぐり(農業)ニュース

【2011.08.30】
肉牛の全頭検査開始【中央会】

三重県は29日、県内産牛肉全頭を対象に放射能検査を始めた。この日は、県内2ヶ所の食肉センターに肥育農家15戸の牛が運び込まれ、合計42頭から検査にかける肉のサンプルが切り取られた。結果は二日後の31日に出る予定だ。

検査事務は県が三重県畜産協会に委託。同協会が四日市、松阪、伊賀の食肉センターに検体の採取を指示し、検査機器を持つ民間検査機関である津市の(財)環境保全事業団と京都府宇治市のユニチカ環境技術センターに送られ、放射性セシウムの量などを計測する。今後、県は独自に検査機器を導入する予定で、導入でき次第、県が検査を行う。

結果は同協会から農家に通知され、農家には検査成績証が交付される。消費者などへの検査結果の公表については、県のホームページで個体識別番号とともに暫定規制値を超えているかどうかについて公開される。

放射性セシウムの量が国の暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を超えた場合は、県の検査機関で再検査を行い、農家の出荷規制を検討する。

年間、県内でと畜される県内産牛は約1万頭。今後の検査は農家から申請を受けて随時行い、今年度いっぱいを目途に続ける予定だ。