JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

三重県あぐり(農業)ニュース

【2011.06.30】
県産大豆の高品質安定生産をめざして【全農みえ】

JA全農みえなどは28日、松阪市嬉野川北町にある県農業大学校で2011年産三重県大豆生産振興研修会を開いた。2010年度三重県大豆経営改善共励会の表彰式も行い、県知事賞・集団の部のグリーンファームエムラ(四日市市)、同賞・個人の部の玉野雅彦さん(松阪市)など6農家・集団を表彰した。

研修会は、苗立ち安定化技術である成畦播種(はしゅ)などによる県内大豆の収量向上を目指して開いた。生産者、JA、県・市町関係機関、JA全農みえなどの関係者200人が参加した。

同県の10年産大豆の作付面積は3840ヘクタールと、前年産より480ヘクタールの大幅増となった。単収・品質の高位安定化や生産コスト低減などによる合理化・効率化が重要で、栽培技術体系の確立のため、大豆300A技術や新技術の普及促進に取り組んでいる。

苗立ち安定のための成畦播種の講義では、滞水を回避して出芽苗立ちを安定させたり、初期の湿害回避による生育促進など、成畦播種の長所をうまく利用することが説明された。また、高い畦ほど湿害回避効果は大きいが、作業能率が低下することなどから、規模や土壌条件に合わせて方法を選ぶことなどが強調された。

このほか、大豆の振興方策や流通情勢、害虫の発生生態などを研修。ほ場に移動し、農機メーカーなどの説明で、逆転耕作による耕耘同時畦立て播種技術、各種成畦播種技術(正耘耕による成畦播種)などを実演した。

共励会のそのほかの受賞農家・集団は次のとおり。▽県農業会議会長賞=(有)種村牧場(いなべ市)▽県米麦協会会長賞=太田孝一(鈴鹿市)▽JA三重中央会会長賞=㈱林営農センター(津市)▽JA全農みえ県本部長賞=高嶋賢男(伊賀市)

写真=県知事賞・集団の部のグリーンファームエムラの岩田勇組合長㊨と、個人の部の玉野雅彦さん