JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

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【2011.04.04】
義援米を集める【JA松阪】

【松阪】松阪市上川町にある高田実行組合はこのほど、東日本大震災で被害を受けた地域へ送る義援米を集めた。

同地区54戸の農家が昨年秋に収穫し、自家用に備蓄してあった玄米23俵をJA松阪第二ライスセンター内の倉庫に集めた。この義援米は長期的に復興を支援する目的で集められ、同JAが保管。被災地の受け入れ態勢が整い次第、送る予定だ。

高田地区は第二次世界大戦時に空襲にあい、約8割の農家が焼失するなどの被害を受けた。当時、農機具や機動力として重要だった牛などの家畜をなくした。戦災を受けてから復興するまで、30年の年月がかかったという。

高田実行組合の松浦公孝組合長は「周りの地域に助けてもらい、復興できた」と振り返り、「これから先、被災した地域が復興していくには、長い年月がかかると思う。そのうえで、米は必要となってくる。農家ができることをしたいと思い、地区に呼びかけた。この動きが、他の地区にも広く伝わって欲しい」と願いを語った。

同JAには管内の他の地区からも同様の声が挙がっている。各支店・店が窓口になり、義援米を収集する体制を整えている。

写真=義援米を収集した高田地区住民とJA職員