JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

三重県あぐり(農業)ニュース

【2012.03.22】
[動画]県がTPPセミナー/JA断固阻止貫く【中央会】

三重県は21日、津市のアスト津で公開セミナー「政府にきくTPPで何が変わるのか」を開き、県民240人が参加した。内閣官房の石井喜三郎内閣審議官がTPP交渉の状況説明を行ったほか、JA三重中央会の奥野長衛会長や三重県商工会議所連合会の西村憲一副会長、三重県生活協同組合連合会の茂木穰専務理事がそれぞれの立場から講演を行った。

三重県の鈴木英敬知事はあいさつで「政府は拙速な参加判断をするのではなく、TPPが県民の暮らしや仕事に与える影響をきちんと説明してもらいたい。その上で県としてどのような対応をしていくのか県民一体となって考えていきたい」と話した。

石井内閣審議官は「高いレベルの経済連携と我が国の食料自給率の向上や国内農業・農村の振興とを両立させる」と説明したが、具体的な対策などは示さなかった。参加者からは「TPP問題をもっと分りやすく説明してほしい」や「政府が一枚岩になっているとは思えず、生活がどうなるのかとても不安だ」など心配する声が多くあがった。

JA三重中央会の奥野会長は講演で、TPP交渉は未だに農業対鉱工業の構図になっているとし「政府は国民への十分な情報開示と国民的議論を行うべきだ」と指摘した。さらに「JAグループ三重は県民と共に交渉参加断固阻止の活動を続けていきたい」と話した。

写真=県民の前でTPP反対を訴える奥野会長