JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

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【2014.03.25】
イチジク株枯病 接ぎ木して防ごう【JA一志東部】

JA一志東部イチジク部会は3月20日、株枯病対策として接ぎ木講習会を松阪市曽原町の曽原新田公会所で開き、部会員6人が参加した。
 同部会は、昨春から、接ぎ木による栽培方法を試験的に導入。抵抗性品種の「イスキア・ブラック」「ネグローネ」の株を台木に使用し、従来の品種「桝井ドーフィン」を接ぎ足すことで、株枯病の抵抗性が期待される。

講習会は、県中央農業改良普及センターの山上尚史主幹が「接ぎ穂と台木の形成層どうしを重ね合わせるように」と接ぎ木(切り接ぎ・腹接ぎ)や台木の処理(切り接ぎ・腹接ぎ)などを指導。部会員らは、3月下旬から4月上中旬に行う接ぎ木方法を学んだ。
 JA営農指導課の甚野充範営農指導員は「株枯病は深刻な問題。現在は、圃場の一部が試験的に行っているが、株枯病の被害が見られるところは接ぎ木に変えていきたい」と普及拡大を検討している。
 同部会は、12人が2㌶で栽培し、県内を中心に約40㌧の出荷を行っている。

株枯病は、土壌病気で感染力が強く、感染したイチジクは商品価値がなくなる。1981年頃に確認されてから、現在は全国的に被害が拡大し農家を悩ませている。


写真=接ぎ木の方法を指導する山上主幹(左から2人目)