JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

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【2014.01.09】
「自分で考え、人生を楽しむ」新型デイ施設オープン【JA伊勢】

三重県のJA伊勢は6日、生活リハビリ型の新しいデイサービスセンター「JA伊勢みのりデイサービス」を、伊勢市粟野町にオープンした。見守り型で利用者が集団で一日を過ごすのではなく、自分らしい過ごし方を自由に選択できる体制を取るのが特徴だ。先月24日に竣工式を行って以降、無料お試し期間としてプレオープンや地域住民を対象とした内覧会を実施し、施設の特徴などを紹介した。今月13、14日には利用者の表情や活動状況を見てもらうことを目的に地域住民やケアマネジャーを対象とした見学会も行う。

同施設では、利用者がこれまで培ってきた経験・趣味・特技、やってみたいと思っていたことに挑戦したり、思い出してもらうことができる場所、心身が元気になれる機会を提供し、施設の中だけでなく、日常生活での生きがいにつながるよう支援する。施設には、利用者同士の交流や昼食時などに利用する通所介護スペースのほか、利用者が手軽にいつでも利用できるミニキッチンや、木工・陶芸・裁縫・カラオケなど様々な活動ができる活動室を設け、利用者の多様なニーズにこたえる。利用者の1人は「若いころはよく足踏みミシンを使って裁縫をしたので、昔を思い出した。久しぶりだったのでできるか不安だったが、上手くできてうれしい」と喜ぶ。

同JAは、「組合員及び地域の皆さまの生活を守る」ことを使命の一つに掲げて活動。高齢者支援活動の充実強化に取り組んでいる。現在は、同市上地町に「介護センターひまわり」を運営するほか、管内各地で元気な高齢者や地域の方を対象とした交流会「ミニデイサービス」や「ふらっとほーむ」を開いている。
 施設名の「みのり」は公募で決定した。企画した同JA経営企画部の酒徳雅明部長は「稲穂や果実が実るというJAらしさと、利用者の想いが実るようにという気持ちが込められている。今後も、協同組合活動で組合員及び地域の皆さまの豊かなくらしを築くための活動に取り組んでいく」と話す。


写真=足踏みミシンを使い、昔を思い出しながら裁縫を楽しむ利用者