JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

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【2013.12.10】
美旗メロン地域団体商標に登録【JA伊賀南部】


写真=地域団体商標の登録賞を手にする山崎部会長㊥と辻村組合長㊨、亀井市長(左から2人目)ら

JA伊賀南部美旗メロン部会が、販売力の向上を目指して昨年12月に特許庁に出願していた「美旗メロン」の地域団体商標登録が認められた。部会員3人と同JAの辻村和郎組合長、営農担当職員らは11月下旬に名張市役所を訪れ、亀井利克市長に報告した。

地域団体商標登録は、地域ブランドを適切に保護することと地域ブランドの育成を目的に、2006年に導入された制度。登録件数は全国で約500件。
 三重県では、松阪牛や伊勢茶などがあり、今回で14件目。伊賀地域では伊賀くみひも、伊賀焼に次いで3件目、メロンでは、北海道のJAとまこまい広域の「ほべつメロン」などに次いで全国で3件目の取得となった。

美旗メロンは現在、部会員11人が、同市美旗地区と周辺地域で、青・赤果肉の2種類を栽培している。部会が定める栽培管理を守り収穫されたものを「美旗メロン」ブランドとして販売している。芳醇な香りと糖度が15度以上と高いのが特徴だ。毎年、7月中旬に同JAのカントリーエレベーターで部会員が直売を行っている。販売期間がお中元のシーズンとも重なることから、2Lサイズ(1・5~1・7㌔)など贈答用としても人気で、毎年完売している。昨年は栽培面積が80㌃で、8000玉を販売した。最近では、メディアに取り上げられることも増え、県外からの購入客も多い。

地域団体登録の報告を受け、亀井市長は「今後は販路の拡大や新規就農者の獲得をJAとともに取り組んでいきたい」と話す。 同部会の山崎晃路会長は「取得により全国に発信するきっかけとなった。ブランドイメージに恥じない良い品質のメロンをつくりたい」と意気込みを話す。
 美旗メロンの栽培は、1995年に公民館のサークル活動として始まった。その後、栽培技術の向上に伴いハウス栽培へと発展し、05年に同JAで部会を発足し、地域の特産品を目指して活動を本格化してきた。