JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

三重県あぐり(農業)ニュース

【2013.07.25】
食農教育の指導者養成

P=野外実習でサバメシを作る参加者

JA三重中央会は23日、三重県立鈴鹿青少年センターで、2013年度食農教育実践研修会を開いた。県内8JAの食農教育担当者ら23人が参加し、野外での調理実習と野外活動を行う際の注意点について学んだ。三重県内のJAでは、地域の親子を対象とした年間型農業体験スクールや稲作体験教室、小学校への出前授業など、JA独自の食農教育活動を行っているが、より新しい企画や魅力ある野外活動を展開するため、指導者を養成することが狙いだ。

野外調理実習では、サバめし(サバイバルご飯)の作り方を学び、アルミ缶と牛乳パックを使ってご飯を炊く実習を行った。また、三重大学附属病院の岩田加壽子病院長顧問指導のもと、夏野菜の煮サラダ、簡単焼き豚などを参加者で調理し、試食した。実習後、岩田顧問が「生活習慣病を踏まえた食育―野菜への興味―」と題して講義を行い、現代の子どもの食生活の問題点を指摘し、「若年層からの食生活改善が生活習慣病の予防につながる」と話した。
 研修では、三重県キャンプ協会の江口美知子氏が「野外活動での実践と留意点」と題して講義した。江口氏は「野外活動は多くの魅力がある反面、危険が多い。事故が起こる前に危険を予測し、回避するための対策を立てることが重要」と話し、子どもたちと接する際の注意点も含めて参加者にアドバイスした。

参加者の一人は「今回の研修で学んだ内容を、今後JAで開催するイベントで活用したい」と話し、今後の食農教育活動の展開に意欲を見せた。