JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

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【2013.07.16】
廃材使い人そっくりのカカシを手作り【JA伊勢】

                  写真=谷さん㊨の畑を守る手作りカカシ

紀北町の谷温夫さん(68)は、廃材を活用して、後ろ姿が人間そっくりのカカシを手作りした。近隣住民や友人からは「谷さん本人かと思って声をかけたらカカシだったのでびっくりした」と、その出来ばえが評判になっている。大きさは身長158センチの谷さんより少し大きい170センチ。

カカシは家庭菜園用の畑に設置。近所ではカラスによるトマトの被害が多く出ていることから、カラスよけになればと思い製作したと言う。
 足の骨格に使っている竹はもともと、イノシシ対策に田畑を囲っていたトタン板の支えとして使っていたもの。上半身や腕の骨格には、家を新築した時に余った板や木材などを活用した。腰や肩の部分は、より人間らしく見えるように、木材の配置や形を工夫して丸みを作っている。
 骨格を組んだ上から、水田のあぜで刈った雑草やワラで肉付け。古着を着せ、頭に帽子とタオルをかぶせた。両手には軍手をはめ、左手には鎌を持たせ、農作業中の人間のように、畑の野菜の前に立たせた。

谷さんは「6月に設置してから現在まで、トマトがカラスに襲われることなく、順調に育っている」と、笑顔を見せた。