JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

三重県あぐり(農業)ニュース

【2013.02.01】
農地を再生しナバナ栽培/立岡営農クラブ【JA伊勢】

JA伊勢管内の度会町立岡地区在住の7人で構成する「立岡営農クラブ」は、荒廃農地10アールを再生してナバナを栽培している。今年度産は、多雨で苗が水に浸かり、また11月の低温などで成育は遅れているが、消費者に良品を届けるため丁寧な作業を心掛けて出荷している。

三重県はナバナ産地で、県内産は「三重なばな」のブランド名で販売。菜の花が咲く前の茎葉を食べ、ビタミンCなどの栄養価が豊富でくせがなく、おひたしや炒め物によく合う。三重県のJA伊勢管内では、伊勢市、玉城町、度会町、大紀町の144㌃でナバナを生産しており、12月から3月にかけて出荷する。

同クラブは、地域活性化や定年後の楽しみづくりなどを目的に2010年に発足。地元農家の高齢化に伴い増加している荒廃農地を有効活用しようと、ナバナやもち米を栽培している。地元の子ども達にもち米の収穫を体験してもらったり、子ども会や老人会ともちつきを行ったりと、農業を通して地域との親睦を深めている。また、地元の「花の会」と協力して花畑作りも行っている。

クラブ代表の牧幸作さん(64)は「良品を消費者に届けることを何より大切にし、丁寧な作業を心がけている。収穫後も葉を1枚1枚よく見て、厳選したものだけを出荷している。地域を元気にしたいという思いで活動を続けており、今後も同じ願いを持つ方たちと一緒に活動の幅を広げていきたい」と意気込む。

写真=荒廃農地を活用しナバナを栽培する「立岡営農クラブ」のメンバーら(写真一番左が、代表の牧幸作さん)