JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

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【2012.12.10】
アスパラ産地拡大を強力サポート/『スタートお任せパック』をスタート【JAいがほくぶ】

JAいがほくぶが、アスパラガスの出荷量拡大を目的に、新規で栽培を始める農家や、生産規模を拡大したりする農家を支援する事業「アスパラガススタートお任せパック」を始める。

これは、栽培予定者が新たに作るアスパラガスの圃場(ほじょう)整備作業や、それにかかる費用をJAが負担。スムーズにアスパラガスの栽培に取り掛かれるようサポートする。JAの合併25周年記念事業の一環として、500万円を掛けて2ヘクタールの面積拡大が目標だ。アスパラガスを新規栽培する場合には、圃場の畝を含む約1メートルの土壌改良が必要で、作業の負担が大きい。同JAは12月から公募で「おまかせパック」を利用したい農家の募集を始めた。

同JAは、地域の特産品としてアスパラガスの普及拡大と品質向上に取り組んできたが、管内の栽培面積は1997年の約12ヘクタールをピークに、台風の被害や栽培者の高齢化などで減少を続けた。しかし、2010年度に県内唯一の産地を再生しようと「アスパラガス産地再生計画推進事業」を国の助成を受けながらスタートさせ、栽培普及指導や選別機械の更新に取り組んできた。11年度には0.7ヘクタールの新規圃場を拡大、今後さらに栽培を広げたい考えだ。

同JAの松生憲一組合長は「伊賀地域のアスパラガスは、市場からも好評価を受け販売単価も高値を維持している。だが、出荷量が少なく需要にこたえきれない状況が続いており、『お任せパック』の事業で面積拡大に取り組み、農業者の手取り向上につなげたい」と話す。