JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

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【2012.10.22】
三重県米新品種「結びの神」と命名【JA全農みえ】

三重県で開発された米新品種「三重23号」の商品名が「結びの神」に決定し、初年度の販売を20日から県内の一部量販店などで開始する。17日に、県、JA全農みえ、米穀卸関係者らが県庁で記者発表した。

名称は、生産者やJAグループ、流通業者などで組織する「三重の新たな米協創振興会議」で選出した5候補の中から、知事が選定し決定した。食や地域社会、自然などと、人との間で薄れてきているといわれる「つながり」への気持ちを込めた。

同県は、早場米産地としての地位を確立している一方で、近年、夏場の高温による品質低下が問題となっている。高温でも外観や食味が良好な品種として、2000年から12年をかけて「三重23号」を開発した。高温でも白未熟粒が少なく、玄米外観は粒が大きい。食味は冷めてもおいしく、噛むともっちりとした食感が特徴だ。

ブランド米として確立していくため、一定の品質基準を設け、適合したものだけを「結びの神」の名称で販売する。2012年産は、県が募集し選定した20件の生産者・組織が約30㌶を栽培し、145㌧を生産した。このうち、品質基準に適合する128㌧を「結びの神」として、県内を中心に販売する。

JA全農みえ米穀課は、「今後、生産者、消費者双方の評価を得ながら、関係者が一体となって『三重のコシヒカリ』『伊賀米コシヒカリ』とともに県産ブランド米として育てていきたい」と意気込む。20日の販売開始には、津市のマックスバリュ津城山店で、石垣英一副知事らが参加して試食販売イベントも開く。

写真=「結びの神」の記者発表