JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

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【2012.10.12】
三重県産麦の収量安定・品質向上へ/研修会と共励会表彰式【JA全農みえ】

JA全農みえは10日、2013年産麦品質向上研修会を松阪市の嬉野ふるさと会館で開いた。生産者代表、JA、県、関係機関などから約200人が参加。県産麦の生産状況や需給情勢、生産技術対策などを研修し、生産拡大に向けて収量安定と品質向上をめざすことを確認した。12年度県麦作共励会の表彰式も開き、県知事賞に輝いた杉野吉彦さん(鈴鹿市地子町)など5農家を表彰した。

三重県の麦作は需要に応じた生産に取り組むため、良質品種の導入や生産拡大の推進で作付けが定着してきており、11年産の小麦作付面積は全国第6位。だが、3年連続の不作などで需給の「逆ミスマッチ」(供給不足)が生じている状況だ。2013年産麦作振興方針について県農林水産部農畜産課から、県全体の目標として6200㌶以上の作付面積を確保し、収量向上のための対策を強化して、実需者の求める県産麦の安定供給に取り組んでいくことなどを説明した。

「実需者の求める県産麦」と題して講演した県製粉工業協同組合の石居義生理事長は「生産者、JAグループ、行政、製粉業者、加工業者など、県産麦に携わるみんなが知恵と力を出し合い、課題に取り組むスキーム(計画・枠組み)が重要。課題を乗り越えてよい方向にもっていくことで、みんなに利益のあるアウトプット(成果・結果)が生まれる」と話した。研修会では低収要因の解明と対策、麦類の雑草対策、農業資金、麦の共済制度、麦作に向けての土づくりも学んだ。

麦作共励会のその他の受賞者は次の通り。
▽県農業会議会長賞=松岡成直(津市一志町)▽県米麦協会会長賞=伊藤正彦(桑名市長島町)▽JA三重中央会会長賞=吉原哲也(三重郡菰野町)▽JA全農みえ県本部長賞=松山高尚(伊賀市東条)

 写真=県知事賞の杉野さんの表彰