JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

三重県あぐり(農業)ニュース

【2012.09.03】
水稲新品種「三重23号」収穫本番/品質・収量とも良好【JA三重中央】

津市白山町の圃場(ほじょう)で、夏季に高温障害が出にいのが特徴の水稲新品種「三重23号」の収穫が本番を迎えている。

同品種は、県産米の品質低下の主な原因となる夏季の高温対策を視野に県が開発。高温条件下でも整粒歩合が高く、高温登熟性も高い。さらに、白未熟粒が少なく、玄米外観品質はコシヒカリよりも良好だ。昨年行われた試食アンケートでも、外観につやがあり、香りが強く、甘みや粘りがあると好評価を得た。

今年度は、県内で新品種の作付に選抜された20の生産者・組織が各地域の特色を生かし、栽培に取り組んできた。県内の総栽培面積は30㌶。JA三重中央管内に拠点をおく農事組合法人・南家城営農組合では、雲出川の豊富な水を生かし、約1㌶で同品種を栽培。初めての収穫期を迎えた。

同JA営農部米麦農政課の服部浩幸課長は、「今年は、収穫時期に台風の影響もなく、品質・収量ともに良好。今後県内での主力品種となる『三重23号』の普及に努めていきたい」と話していた。同品種は今後、専用名称を決める予定だという。

写真=「三重23号」の刈り取りを行う「南家城営農組合」のメンバー