JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

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【2012.08.22】
「セイロン瓜」普及へ本格化/知事らが栽培現場視察【JA鈴鹿】

鈴鹿市でセイロン瓜(別名=ヘビウリ)を新野菜として全国に発信する「セイロン瓜プロジェクト」が本格化してきた。セイロン瓜の収穫期を迎えた8月19日には、鈴木英敬三重県知事や末松則子鈴鹿市長、JA鈴鹿の柿本良樹代表理事組合長ら約200名が、市内にある同JAいきいき農業大学のセイロン瓜栽培現場を視察した。

同プロジェクトは、スリランカ出身で鈴鹿国際大学学長補佐のアーナンダ・クマーラさんが呼びかけ人となり、農家やJA鈴鹿、鈴鹿商工会議所、学校関係者らが参加して、昨年2月からスタート。日本での栽培方法や調理方法などを研究、地域ぐるみで、セイロン瓜を鈴鹿市から日本全国へ発信しようと奮闘している。

今年、同JAでは、セイロン瓜苗の販売や栽培講習会、プロジェクト会議を開催した他、市内の小中学校に苗を提供して、グリーンカーテンや食農教育に利用してもらうなど、セイロン瓜のさらなる普及を目指した。栽培現場を視察した鈴木知事は「農業の担い手の育成、特産品の開発、国際交流につながる一石三鳥の取り組み。低カロリーなのでダイエットにもよい。販路開拓を目指していきたい」と話した。

セイロン瓜は、別名ヘビウリとも呼ばれ、繊維・ミネラル類が豊富で低カロリー、味は淡白でくせがなく、苦みがないのが特徴だ。参加者らは視察後、セイロン瓜の天ぷらや漬物などセイロン瓜を使った料理を試食。試食した末松同市長は「セイロン瓜は苦みがなくとてもおいしかった。鈴鹿の新野菜としての認知度を上げていきたい」と話す。柿本組合長も「産官学が一体となり、セイロン瓜のさらなる普及を目指したい」と意気込んだ。

写真=全国発信を目指すセイロン瓜を視察する鈴木知事ら㊨