JA三重中央会

三重県あぐり(農業)ニュース

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【2012.08.08】
高品質イチゴ生産目指し意識の統一を/8圃場で「かおり野」現地研修会【JA伊勢】

JA伊勢いちご部会は7月31日、イチゴ「かおり野」の現地研修会を開いた。部会員40人が参加し、伊勢志摩地域農業改良普及センターとJA伊勢経済1課果実・野菜グループの担当者らが指導した。

研修会は、年々作付面積や生産者数が拡大している「かおり野」について、新規栽培者への営農指導や、部会全体の意識を統一することが狙い。参加者は、伊勢市小俣町、度会郡玉城町など管内8カ所の圃場(ほじょう)を巡回し、イチゴ苗の生育状況や育苗管理などを確認しながら、意見を出し合った。

同部会の西村彰副部会長は「市場から選ばれるイチゴを出荷できるよう、部会全体で意識を統一していきたい」と、期待を込めている。「かおり野」は、三重県が2008年秋に発表した品種で、さわやかな味わいと上品な香りが特徴。他品種と比べ出荷時期が早く、炭そ病に強いという長所がある。

JA伊勢では「かおり野」の生産に力を入れており、年々順調に栽培規模を拡大している。昨年度の栽培面積は359・9㌃(前年度比117・3㌃増)。今年度は新たに8人が栽培に加わり、合計56人の部会員が生産する見込み。苗の定植は9月中旬に行い、収穫された果実は11月から6月にかけて出荷される。

同JAでは、量販店での試食販売や、地元の企業と連携したオリジナル商品の企画など、PR活動にも積極的に取り組み、販売促進につなげている。

写真=「かおり野」の育苗状況を確認する部会員ら